まいど! 大阪、東大阪で雨漏り・防水工事の大阪匠工業です!
さて、様々な雨漏りの形を紹介させていただきましたが、今回は雨漏りに関連して雨漏りの放置等により建築物の材質が湿りカビが繁殖した例を紹介したいと思います。
①雨漏りと建築物内のカビ繁殖の関係
雨漏りは、建物の屋根や壁などからの水の浸入によって発生します。このような状況では、湿度が上昇し、建物内部の環境が湿った状態になります。
雨漏りにより建物の内部に水が浸み込み、壁や天井の内部にも湿気がこもり湿った状態が続くと、カビの胞子が浮遊し、カビが繁殖する可能性が高くなります。
特に暗く風通しの悪い場所や、雨漏り箇所の周辺は、カビの発生がより顕著になる傾向があります。
説明の通り、こちらの現場では見て頂いた通り雨漏りした水が天井の木材にしみ込み、またそれが内壁材にもしみ込みその湿気によりカビが繁殖しているのかわかるかと思います。
さて、なるほど雨漏りの放置や建築物内の湿気によりカビが繁殖する事がわかりましたがカビを放置したからと言って何か良くない事でも起こるの?という事ですが
②カビが人体に与える悪影響
下記のように「カビ」は私たちの健康にさまざまな悪影響を与える可能性があることが知られています。
1. アレルギー反応
カビによるアレルギー反応は、最も一般的な健康問題の一つです。カビの胞子が空気中に浮遊し、吸い込まれると、アレルギー症状が現れることがあります。くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、皮膚のかゆみなどがよく見られる症状です。アレルギー反応は、カビに敏感な人々に特に現れやすいです。
2. 呼吸器系の問題
カビの胞子や微小なカビの破片を吸い込むことは、呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性があります。長期間にわたってカビにさらされると、喘息の発作や慢性気管支炎の悪化など、呼吸器系の問題が生じることがあります。また、カビによって引き起こされる炎症反応は、気道の過敏性を増加させることがあります。
3. 毒性カビとその影響
一部のカビは、有害な化学物質を生産することがあります。これらのカビは「毒性カビ」として知られており、人体にさまざまな健康被害をもたらすことがあります。例えば、黒いカビ(セントラルメリー)は、毒性物質であるマイコトキシンを生成することがあります。マイコトキシンは、肝臓や神経系に悪影響を及ぼす可能性があります。
等様々に人体に悪影響を及ぼすことが知られています。
俗にいう「ハウスダスト」ですね。
カビを餌にするダニも繁殖し、その死骸がアレルギー等人体に悪影響を及ぼすという悪循環を形成します。
③カビが繁殖しないような予防方法
1. 早期の雨漏りの発見と修復
上で述べたように建物内に雨漏りがある場合、早期にその問題を発見し修復することが必要です。雨漏り箇所を見逃すと、湿気が建物内部に侵入し、カビの繁殖を促進する可能性があります。屋根や壁、窓などからの漏水が無いかを点検し雨漏り等があれば小さな状況でもすぐに修繕するように心がけることが大切です。
2. 建物の十分な換気
一度こちらの記事で紹介させて頂いた事があるのですが
「雨漏りと結露の見分け方~結露の対策まで! 」
適切な換気は、カビの発生を防ぐ上で重要です。風通しの良い窓や通気口を開けることで、湿気を外に排出し新鮮な空気を取り入れることができます。特に湿度の高い季節や雨の日には、換気に注意しましょう。
3. 定期的な建物の点検とメンテナンス
建物の点検とメンテナンスは、雨漏りやカビの発生を未然に防ぐために欠かせません。定期的に屋根や壁、排水システムなどを点検し、損傷や劣化がないか確認しましょう。必要に応じて、修復や補修を行い、建物をしっかりと保護しましょう。
等を心がけ、カビの繁殖を予防しましょう!
大阪匠では無料で雨漏り診断~見積を行っております。
経験豊富な職人が適切なアドバイスをさせて頂きますので
心当たりのある方は是非いちどお気軽に連絡してみてください。