ここ数年、本当にうだるような暑さが続くようになりましたね。
そして、この季節は同時に、予測不能な「ゲリラ豪雨」の脅威にさらされる時期でもあります。急な夕立のように降り始めたかと思えば、あっという間に道路が冠水するほどの猛烈な雨。たった数十分の間に、通常の雨量では考えられないほどの水が降り注ぎます。
先月6月にも大阪でも何回か凄い集中豪雨があり、あの強烈な夕立を覚えている方も多いのでは?私たちもその後雨漏りの問い合わせでバタバタとしていたのを思い出します。
と言う事で、今回は短期集中豪雨が建物に与える影響と、その対策を話題死にたいと思います。さて「うちの家は大丈夫だろう」と思われがちですが、この短時間での集中的な豪雨は、建物の思わぬ弱点を突いて深刻なダメージを与えることがあるのです。
◆短時間集中豪雨が建物に与える影響とは?
普段の雨では問題なくても、ゲリラ豪雨のような短時間での集中豪雨は、以下のような形で建物に大きな影響を与えます。
①排水能力の限界を超過する
屋根の雨樋やベランダ・バルコニーの排水口、そして敷地内の排水溝は、ある程度の雨量までは問題なく機能します。しかし、ゲリラ豪雨のように一瞬にして大量の雨水が流れ込むと、これらの排水設備が処理しきれなくなり水があふれてしまいますあふれた水は、普段は水が浸入しないようなわずかな隙間(サッシの隙間、外壁のひび割れ、ベランダの立ち上がり部分など)から、建物内部へと侵入を試みます。
②水の「圧力」と「勢い」が増す
大量の雨水が勢いよく流れ落ちることで、建物にかかる水の圧力が通常よりもはるかに高まります。この強い水圧は、劣化した防水層やコーキングの隙間、モルタル壁のクラックなどを押し広げ、水の侵入を促進します。特に、風を伴うゲリラ豪雨では、雨水が建物に叩きつけられることで、さらに水の浸入リスクが高まります。
③防水層や建材の劣化を加速させる
夏の猛暑で建物の屋根や外壁は熱せられ、夜の雨で急激に冷やされるという温度変化を繰り返します。この急激な温度変化による伸縮は、防水シートや塗膜、コーキング材に負担をかけ、ひび割れや剥がれを発生・拡大させやすくなります。そこにゲリラ豪雨の強い水圧が加わると、劣化が一気に進み、これまで雨漏りしていなかった箇所からも水が浸入し始めることがあります。
★もしも雨漏りしてしまったら? ~緊急時の対応と大切なこと~
ゲリラ豪雨で雨漏りしてしまった場合、目に見える被害だけでなく、見えない部分でも深刻な問題が発生する可能性があります。
緊急時の対応、雨漏りを発見したら安全確保と最低限の応急処置として
①感電注意!:まず漏電の危険がありますので水が漏れている場所の近くにあるコンセントやブレーカーには絶対に触れないでください。
②水受けの準備: バケツやタオル、新聞紙などを使って家財を濡らしたりしないようやって下さい。
③被害状況の記録: スマートフォンなどで、雨漏りしている箇所の写真や動画を複数枚、様々な角度から撮影してください。被害の状況や範囲を記録しておくと、後の診断や修理、もしもの保険申請の際に役立ちます。
④専門家に連絡:ご自身でできる応急処置には限界がありますし、誤った対応はかえって被害を広げることにもなりかねません。雨漏りは放置すると、建物の構造にまで深刻なダメージを与え、修理費用が高額になる可能性があります。
だからこそ、応急処置が済んだら、速やかに雨漏り・防水工事の専門業者に連絡し、点検と修理を依頼してください。
無料で雨漏り診断・見積はこちら!
大阪匠工業では経験豊富な職人が直接お客様のもとに伺い雨漏りや防水工事の相談・診断・アドバイスさせて頂きます。元請けですので営業ノルマや中間マージ等が無く、無理な押し売り等も一切ございませんのでご心配なくお気軽にご相談ください。
雨漏り診断で分かる事、よくある質問、価格や事例は下記雨漏り補修ページをご参照ください
大阪匠の雨漏りスピード修理!
雨漏り・漏水放置は要注意 漏水していれば雨漏りとわかりやすいのですが、シール材の劣化や外壁の割れ、窓から結露でもないのに水が漏れてきている等の症状があれば室内に漏れてきてはいないけど、内壁材…
ご家庭のメンテナンス 「外壁塗装・屋根塗装」 は弊社ショールームダイタクへ!
外壁塗装・屋根塗装ショールームダイタクでは、屋根の材料や塗料のサンプル等を展示しており実際の材質や色の質感を直接知っていただけ、また大切なおうちの塗り替えで、わからない事、不安なことは、経験豊富な専門家が親切丁寧にお答えいたしますので、ぜひお近くのショールームにお越しください。