まいど、大阪、東大阪を中心に雨漏り補修・防水工事専門の大阪匠工業です!
雨漏りの原因には施工不良や劣化、破損以外に様々なケースがあるということを紹介致しましたが、
今回は少し変わったケースをお話したいと思います。
それは昔と「雨漏りしてるかもしれない」と頂きあるお客様宅に伺った時のことでした。
天井の真ん中に大きなシミが出来ていたので、その上辺りの屋根をチェックしても異常が見当たらないので漏水か結露かな??と思って内側から
屋根裏を覗いてみるとそこには大量の動物の糞尿が、、、
清掃くらいは出来るかなと思いましたが、清掃しても根本的な解決になりませんので、駆除業者に依頼しました。
動物の糞尿は結局ネズミの物だったようで、業者さんにお話を聞いたら、
「ネズミの糞尿にはサルモネラ菌等の有害な細菌が含まれており、知らずに触ったりすると大変になる事があります」
との事で、勝手に自分たちで処理せず呼んでよかった・・・と心中思いつつ
帰ってからいろいろ調べてみるとネズミ以外にもアライグマやハクビシン(こちらもアライグマの一種)の被害があるらしく、放っておくと、細菌の被害だけではなく、建築物を破損させたり、糞尿の重さで天井が落ちる事もあるようです。
今回の被害に関しては屋根裏の材質等の被害もなく、糞尿の処理と、屋根裏への侵入経路への殺鼠剤の施工との事でした。
天井にシミが出来たことが発端であったのでこのようにして見つけるのが容易でしたが、わかりにくい場所であれば被害はずいぶん進行してから気づくケースもあるかもしれません。
ハクビシンの糞尿で天井が落ちるケースもあり得る事なのでしょう。
今回のケースでは
①お客様が天井のシミの変化に気づき早期に対応していただいたことによって大きな被害にならずに済んだこと。早期対応の重要性
②糞尿の処理等を勝手に自分たちで行わないほうが良かった→細菌による被害があるので専門業者に任せた方が良い
③ネズミ以外にも動物や昆虫の被害はあり、大きな被害になる前に日ごろの点検、またシミや匂いの変化等に気を配れば早期発見につながる
という事を学びました。
「天井のシミ」→「雨漏り」→防水工事屋さんに問合せしてみようというお客様の今回のケースは結局動物による被害でしたが、早期対応で大きな被害にも繋がらず結果オーライだったなと思いました。
大阪匠工業では無料で雨漏り診断~見積を行っております。
経験豊富な職人が適切なアドバイスをさせて頂きますので
心当たりのある方は是非いちどお気軽に連絡してみてください。