職人の皆様方の独立について
前回の記事では大阪匠が職人の皆様の独立をどう考えているのかお話致しました。
今回はもう少し突っ込んで、具体的に職人の独立の形とリスク
そしてどのような形が職人の皆様、これから職人を志す皆様にとって良いのでしょうか。
大きく3つの形を考えてみました。
①とにかく独立、勢いで開業
何も考えずにイメージと直感で独立してみる。
よくテレビなんかでやっている波あり谷あり人生ですね。
技術や知識はあとから着ついてくる!
失敗を重ねて苦労して成功!!!
すれば良いのですが、、、、むつかしそうですね。
②専門学校や資格試験を経てすぐに独立
志しや方向性がある程度定まっており、学校での専攻や、
資格試験を頑張って勉強して合格し、晴れて独立!
しかし、机上の技術論や働く為の資格があっても実践的なノウハウとはまた別の話
実際商売となるとそれだけではなく、営業、経理処理等のことも考えなければなりません。
しかし、人としてのセンス、クリエイティブで忍耐力のある人なら成功する可能性はあるでしょう。
③一度親方について修行の後、しっかり独立
職人の世界、しっかり親方について現場で実践的な仕事を学び、
仕事をしながら資格も取り、十分に独立できる実感と共に独立。
ベンチャー企業なら違うのでしょうが、職人の道はまだまだ徒弟制度
技術だけにとどまらず親方の仕事に対する考え方等背中を見て育ち
資格も仕事をしながら取得し、納得して独立。
独立開業とは聞こえはよいですが、実際は独立開業した人の90%程度は5年以内に倒産しています。
またなんとか頑張って食べていけているという人で6~9%程度、
皆さんがイメージしている「独立開業出来ている人」というのはほんの1~4%程度となります。
3つのパターンを考えてみましたが、実際独立開業、またその後その経営を維持していくのはどれも簡単ではありません。
大阪匠から独立する人たちはみな③に該当します。
楽な道など無いとしても、厳しい現状の中もっとも地に足の着いた独立ができるからだと考えるからです。
そして、独立した人は独立後もお互い良い関係を築きながら
みな仕事を続けています。
どうでしょうか。
若気の至りや自信のある人もいるでしょうが、
一度お話しを聞きに来られてはどうでしょうか。
きっと進むべきヒントを共有できると思います。
未経験の方、職人の方、まずは会いに来てください!
一緒に日本一の職人を目指しましょう!!
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